最近も話す機会がありましたが、基本的には何も考えていない社員が本当に多いです。
でも戦力にするには、人材を人財にするには、長期戦だなというのが本音でもあります。
今年も大卒・高卒の学生が本当に欲しくて採用活動をしていきますが、少子化の影響で年々減少している中で
どうやって獲得していくか?人気の無い物流や福祉の業界にも希望を持って面接を受けてもらうかをに全神経を
注入していきます。
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7つの教えを一気に紹介

研修では口酸っぱく言ったとしても次の日には忘れてしまい、何事もなかったかのように振る舞うのが新入社員です。
そういう人種という事を理解して、自らが受け入れて、教えていくしかありません。
①ホウレンソウ(報告・連絡・相談)
②小学生にもわかるように話す(説明の仕方)
③整理と準備
④まずは先輩のマネから(真似から覚える)
⑤経験をさせる(積み重ねが大事)
⑥評価を与える
⑦フォローをして理解してもらう (先輩と新人との相互確認)
①ホウレンソウ(報告・連絡・相談)+カクニン(確認)
これは私も社会人歴20年以上の私でも、未だに言われることです。永遠の課題でもあります。
新人は、5W1Hのシーンでどうすれば良いのかがわかりませんが、何でも良いから喋って!という形で伝えています。
忘れがちなのが「確認」です。
その結果を確認をしてあげてプロセスが正しいかの検証が必要です。
②小学生にもわかるように話す(説明の仕方)
ある程度の大人であれば、ビジネス会話や言葉がわかります。
また業界用語を使ったりする事もあり、教える側からしたら当たり前の業務や、一般的だと思われがちな事でも、
新入社員にとっては、どんな仕事でも初めて経験する仕事です。
つまり素人なのです。
だからこそ、どんな内容でも初めは分かりやすく、方法論・手順・注意点をポイントを押さえながら、小学生にわかるような言葉で話します。
まずは頭の中でイメージを持って仕事内容を理解します。
③整理と準備

今の若い人は、はっきり言って体育会系の感じがなかなかいないのが現状です。
昔なら、親方みたいな人が、新人の頭を引っ叩いて「バカヤロー!」ってやっていましたが、今はそれをすると警察沙汰になります。
なので、理解した内容を自分の中で噛み砕いて整理して、仕事をする準備の時間を与えて自主性を重んじてあげましょう。
④まずは先輩のマネから(真似から覚える)
新人につける先輩社員は、リーダークラスのベテランが多いと思います。
なので、先輩が「説明したことをやってみるので、見ていてね!」とやり方を見せます。
何回も見せます。
それで工程の確認をしていきます。始めは見様見真似でやっていきましょう。
⑤経験をさせる(積み重ねが大事)
真似から仕事に入っていきますが、何でも経験をしないと身体で覚えませえん。
いくら頭で理解してもそれが実際にできる人は、本当に一握りぐらいかなと思います。
そして少しずつステージを区切ってやらせてみる、という事で覚えるのが手っ取り早い習得に繋がります。
⑥評価を与える
出来ないことは当然なのですが、それでも現時点の立ち位置は理解してもらいます。
高い評価でも低い評価でも、始めの点数に関しては、全く度外視して自分のやり方の方向性が先輩から見たら合っているかどうかの確認が重要であります。
そこから新人には考えて、行動を変えるか?先輩の真似をしていくか?方法はたくさんあると考えています。
⑦フォローをして理解してもらう (先輩と新人との相互確認)
新人へ一度教えたから、大丈夫!とするのはNGです。
新人はわからなければ、わからないまま突っ走る傾向があります。
もしくは、ずっと突っ立ったままという事もあります。
正しく頭と身体で理解する事が必要で、先輩からの言葉を待っている場合もあります。
新人から質問をされた時には、「そうじゃないかな」「後にして、今忙しい」「とりあえずやっといて」と曖昧な事を言うと新人の成長スピードは低空飛行のままになります。
どんなに忙しくても、必ず相手の顔をみて「5分待って!時間作るから」「分からないから調べてから報告するから」などと新人には、きちんと見て貰えている安心感を持ってもらう事が大切です。
これからはAIの時代で、全てロボットやAIがしてくれるという風潮とはなっていますが、まだまだそんな事はありません。
仕事は人間の心で進めていくものと思います。人と人との確認作業が、簡単そうに見えて、実は最も難しいことであると思います。
だからこそ、「人」を作るという事が重要になってきます。
まとめ
失敗する事を前提でやらせてみましょう。失敗しないと覚えないことがあります。失敗から学ぶ事があります。
1年間はしっかりと見守る事で、やらせてみる事で、自分が会社を動かしているという自覚を持って、やる気を持って、結果を持っていくと
存在価値を認めて、仕事のやりがいがあると思います。
このやり方が色々とやり方を考えてみましたが、一番の近道であると思っています。
ですが、時代とともにこちら側も考え方を変えていきながら、時代に則したやり方でやっていく事を変化を恐れずにしていきたいと思います。
最後まで、お読みいただき、本当にありがとうございました。